保湿って化粧水をつけること?美容液を塗ること?知っているようで知らないスキンケアのキホン

保湿保湿っていうけどそもそも保湿ってどういう状態?

化粧水をつける、そのものの動作のこと?

じゃあ保湿って、化粧水つけて、乳液つけて、はいオッケー!てこと?

私はそう思っていました。でも今、オーガニックスキンケアを学ぶ中で本来の意味の「保湿」について知ることができました。

そして忙しい1日の中、なんとなくスキンケアをするのではなく、丁寧にしてあげるの大事さを知りました。

もしお肌のことで悩んでいたり、「いまいちこれでいいのか分からない」という方に、参考になれば嬉しいです。

目次

保湿とは「肌の水分をキープすること」

「化粧水をつけること」「乳液をつけること」だけでは「保湿」とはいえないんですね。ただ化粧水をつけるだけだと保湿ではなく補給しただけになります。

水分+油分→これをしっかり乳化させる。それをしっかりと肌の内側でキープしている状態のこと。

調べたらちゃんと「保つこと」と書いてありますね。

乾燥し過ぎないように一定の湿度を保つこと。

goo辞書

水分は化粧水、油分はオイルを使うこと。そして乳液でしっかり乳化させること。

乳化させないと水分が蒸発してしまって、油(皮脂)だけが残ってしまうというわけです。

水と油は混ざらないから、乳液を使って混ぜこむんだね

乳化=「エマルジョン」ともいいます。

ドレッシングとかお菓子作りでもめっちゃまぜるのは「乳化」させてるらしいよ

ちなみにお菓子づくりのとき、卵が乳化剤の役割をしているそうです。もっと言うと卵黄の中の「レシチン」という成分が乳化剤になります。

本来は肌の中から湧き上がる水分

本来は外から水分を与えるのではなく、体内の中から湧き上がる水分を保つことがそもそもの形。それがNFMという天然保湿因子というもの。

そして肌のバリア機能がしっかり機能していれば、この湧き上がってくる水分をしっかりキープできる。

はたしてこんな自然に水分を保てる人って、現代にいるのか?いるのならその肌を拝んでみたい・・・。

洗いすぎない・重ねすぎない

以前私はアトピー肌の上に日焼け止め、下地、ファンデーション、パウダーの4重奏を重ね塗りしていました。「かわいい」「キレイ」を目指すというよりは、自分のコンプレックスを隠すためにです。

化粧を塗ったら塗ったでもちろん夜は落とさないと気持ちが悪い。家に帰ってすぐにクレンジングと洗顔をしますよね。(すぐに落とさなくても平気な人もいますね。)

毛穴の角栓もずっと気になってたので、クレンジングオイルで延々とクルクルクルクル鼻周りを洗っていました。

次は洗顔でまたクルクルクルクル。

毎日毎日、嫌になったしめんどくさかったなぁ

この「洗いすぎ」が諸悪の根源でした。アトピー肌をさらに乾燥肌、敏感肌へ加速してしまっていたのは自分。あぁ、思えば後悔ばかり・・・。

塗り重ねすぎ、それを落とすために洗いすぎ

洗いすぎで肌を守ってくれている常在菌まで流し、これが肌本来の大切なバリア機能を弱めてしまう要因と知りました。

健康なお肌の場合は、この菌が常在菌の大部分を占めているので、たっぷりの脂肪酸とグリセリンがお肌を覆ってくれています。

【医師監修】
皮膚常在菌の種類と役割とは?

アトピーなどで悩んでる割に、お肌のことを何も知らなかった私です。

ノーファンデはストレスからの解放

2024年1月からオーガニックスキンケア・メイクに切り替えた私です。

「ファンデーションは塗ってません」のCMを思い出します。懐かしい。

あのCMのような輝きはまだありませんが(笑)今はファンデーションをやめ、強いクレンジング剤を使う必要もなくなりました。

今使っているのはこの「ミルククレンジング」。乳化剤の役割をしているのは天然の大豆レシチンというもの。乳液のような質感で、洗った後もしっとりしてます。ダブル洗顔しなくてもいいので楽ちん!

私の肌はまだまだ薄いし、ときどき赤くなったりかゆくなったりはしています。肌のバリア機能をとり戻すのはまだ時間がかかるかもしれません。

でも今は害のない天然の植物由来の化粧品を使っているので、安心して過ごせています。

何よりも日焼け止めやファンデーションを塗らないって、なんだかストレスないんですよ。

「何をするか」よりも「何をしないか」「何をやめるか」がおおきなポイントなんですね。

水分と油分の割合

お肌のことで悩んでいる人は大抵が乾燥肌な状態の人が多いみたいです。

私もそうです。カッピカピでした。特にくちびるが砂漠でした。これは長い間くちびるにワセリンを塗り続けていたこともあると思います。

ワセリン自体は悪いものではないのですが、ワセリンを塗るとしっかりと「フタ」をしてしまうため、内側の乾燥に気づかないということがあるんですね。

保湿をするときの水分と油分の割合は「水分8:油分2」くらいで丁度良いと教わりました。

とにかく水分を入れること。これが一番大事です。

化粧水を1回つけたあと、また2回、3回とつけるくらい。しっかりと水分を補給すること。

塗る順番は肌質によって変える

肌が薄い乾燥肌は化粧水→オイル→乳液

肌が硬い年齢肌はオイル→化粧水→乳液

化粧水とオイルの順番を変えた方が効果的ということ。年齢肌は肌に厚みが出て化粧水が浸透しづらくなっているので、先にオイルを塗って角質を柔らかくしてから化粧水を入れるといいです。

オイルのブースター効果というやつですね。

乾燥肌の方は反対にオイルを先に塗ってしまうとオイルが浸透しすぎてしまい、ニキビの原因になってしまうことがあります。

敏感肌の私が使っているもの

私が使っている化粧水はこちら。有機ゆず種子エキスがベース(水がベースではない!!)で、化粧水というより美容液みたいな触感です。

私はこのゆずの香りが大好きで、お風呂上りは毎日香りに癒されてます。割とたっぷり使って3か月くらいもちました。栄養価が高くてかなりいいです。

オイルはこちらを使っています。まず見た目がめちゃめちゃかわいい!二層式になっていて、使う前によく振ります。白濁してくるのでフタのスポイト「半プッシュ」ほどの量をお肌に塗ります。

発酵ムラサキ根エキスやユズ種子エキスとお花で作られているので本当に香りがいいですよ。作られた香りではないから、本当に癒されます。うぉ~~!文字だけじゃ伝わらないもどかしさ。

このオイルも私のは1本4ヵ月目で(ちょっと節約しすぎてるかも)まだ5分の1くらい残ってます。そう思うとそんなに高く感じないんですよね。何よりも栄養価がすごい。

このオイルはピンク色で、緑色のものもあります(こっちもかわいい)。分類としては緑色が「抗酸化・活性系」でアンチエイジング系。

このピンクの方は「鎮静・調整系」という分類で、お肌が弱い人やニキビ・炎症が起きやすい人はこのピンクの方をおすすめします。

そういえば私最近まで「オイル美容」を知りませんでした。本当に疎かったなぁ。

最後に乳液はこちらを使っています。これは乳液として使うと同時に「蓄積型の日焼け止め」として日々日焼けしにくい肌を作るもの。

化粧前の日焼け止めを塗らない代わりに、この乳液を使います。

もちろんこれだけで日焼けしなくなるというわけではないので、太陽の下に出るときは帽子や日傘などの物理的な日焼け対策が必要です。

これも塗る触感と香りがすごく好きで、毎日塗るのが楽しみなんです。

この「オーガニックマザーライフ」のスキンケアシリーズが好きすぎてたくさんおすすめしたくなります。

最後に

今回は保湿はしっかり水分を入れて油分と乳化させること。そしてとにかくお肌は洗いすぎない・重ねすぎないこと。

この大事なことを学んだので誰かの役に立てたら嬉しいと思い、書きました。

もう肌のことで悩まずに、健康でいたい。キレイとかカワイイはその後かなって考え方に変わりました。

人の目を気にせず、自分を大切にしていく。その一つの方法にスキンケアがあってもいいのかもしれませんね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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