亡くなったあの人と話したい・・・をかなえる本。自死遺族でもそうでない方も。

こんにちは。

亡くなった大切な人と話したい。会いたい。

今回は「亡くなったあの人と話したい・・・をかなえる本」を紹介します。

こちらの思いをあの人に届けること。そして亡くなったあの人からのメッセージを受けとる方法などが紹介されています。

スピリチュアル要素のある内容になっています。

この本は「大切な人を亡くされた方」向けに書かれてある本で、亡くなり方の限定はありません。

自死については一部書かれています。私は自死遺族でもあるので、気になって読んでみました。

この本を読むことで苦しい気持ちがほんの少しでも、ほんのいっときでも楽になるように。

兄を亡くした自死遺族の私からおすすめする一冊です。

目次

自死で亡くなった人の魂と自分を癒す

自死という死について書かれているページは、私は何度も読み返しました。

文章にはかなり配慮がされてあることや、著者の優しさを感じました。そして自死に対しての捉え方を一つの考えとして書いてあり、「そうか、自死のことをそんな風に思うのもいいんだなぁ」と思うことができました。

もちろん読んだ人や読むタイミングによっては受け入れられないかもしれません。そこは読んでみないと分からないことですね。

私はスピリチュアルや占いなどはあまり好きではありません。だからといってスピリチュアルを否定もしていません。

ここで言いたいことはスピリチュアルがどうこうではなく、自分や亡くなった大切な人が少しでも癒されて楽になるための本だと私は伝えたいと思います。

この本には「亡くなったあの人のメッセージを受けとる方法」などが具体的に書かれています。

「自分にできることを何かやってみる」

そうしていくうちに、いっときでも苦しみが少し楽になっていく。そんな気がしました。

亡くなった人が伝えたいこと

私の周りでは亡くなった人が何人かいます。まず一番身近な人は兄です。私が24歳のときでした。

こちらはが亡くなった当時のことを書いた記事。

父方の祖父が、私が生まれる1か月前に自死で亡くなったと聞いています。練炭でと聞いています。

私が大好きだった母の姉が自死で首つり。私が高校生のころでした。その旦那さんが1カ月後に亡くなりました。(旦那さんは自死かは分かりません)

近所に住んでいた父方のいとこがいました。長い期間引きこもっていたようで存在すら知らなかったいとこ。私が20歳のころに自死で亡くなったと聞きました。

精神的に頼りにしていた母方のいとこが孤独死。そのいとこは鬱を患っていて、私が29歳のときに亡くなりました。自死かは不明なままです。

私の身の周りではこれだけ亡くなった人がいます。全員が私と直接関わりがあったわけではありませんが、間接的には影響があったと思っています。私が小さい頃からの家の不穏な空気感とか、親戚とのやりとりとかの中で。

とにかく私は身近な人を失うという経験をしました。

当時から年月が経った今思うことは、「亡くなった人は何か伝えたいことがあるんじゃないか」ということ。本当は何か言いたいことがあったんじゃないかな。言えずに亡くなっていったのなら、どんな気持ちだったんだろう。想像することしかできません。

もし、その「言いたかったこと」受けとることができるんだとしたら、なんとなく自分の中で一つの区切りがつくのでは?という思いになるときがあります。

そんな風に思うのは、ある程度時間が経ったからということもあるかもしれません。

そのタイミングや時期は人によって違うと思います。そこは無理をせず、自然の流れでいいんだろうなぁとも思います。

今回紹介する本には「亡くなった人からのメッセージを受けとる方法」が具体的に紹介されています。

電子書籍と紙書籍

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紙の単行本は中古で¥4,000以上の価値がついていますね。

私は楽天koboの電子書籍で購入しました。

個人的には紙の本が好きなのですが。ちょっと節約のためにやむなく電子書籍です・・・。

各レビュー

☆5 評価の高い口コミ

優しい本です

身内を亡くしたばかりの私には、とても優しく寄り添ってくれる本でした。悲しくて悲しくてどうしようもない気持ちを受け止めてもらいました。これから先も何度も読み返していきたいと思います。

☆5 評価の高い口コミ(一部切り抜き)

大切な人を自死で亡くした人にもお勧めします

この本と出会ったのは、家族の自死から二年経った頃でした。
私はふらふらとひとりで本屋を彷徨っていました。ふと見ると、「亡くなった人と話したい…」という題名の背表紙が目に留まりました。
思わず、手に取りパッと本をを開くと、「身近な人を自死で亡くしたあなたへ」と言うページでした…。

この方は自死について大変柔らかく遺族の立場に立って書いてくださっているので、以下の一文で涙を流さなかった自死遺族はいないのではないでしょうか。

以下引用(本文、83〜84ページ)

 死が思い浮かぶ時というのは、「頑張って、頑張って、頑張ったけれども、もうこれ以上ここで暮らすのは限界だよ」と、魂が元いた場所に帰りたいと強く願っている時です。
 地上で苦しんでいるその姿を見て神様はジャッジをします。
「苦しいだろうに!一旦天国に帰っておいで、そこで傷ついた心をちゃんと治して、もう一度地上に戻ろう」

引用以上

☆5 評価の高い口コミ

とても癒されました

スピリチュアル能力が有り無しに関わらず、すごく穏やかな気持ちになって癒されました。最愛の人を亡くすという経験はその人にしかわからない感情があって、それを言葉に表現することがなかなか難しいものです。その心の中の色々な部分に寄り添ってくれるようで、何度も読み返しています。帯に書いてあるメッセージにはグッときました。あ、間違いなく大切な人からのメッセージだ!と感じたのは私だけかな。感動しています。

☆2 評価の低い口コミ

いまいち

似た感じの本を何冊か読みましたが、一番内容が薄かったです。

レビューは全てAmazonのレビューです。

ほとんどが高い評価のレビューでした。

スピリチュアル心理カウンセラーの日下由紀恵さん

この本の著者、スピリチュアル心理カウンセラーとして活躍されている日下由紀恵さん。

浄霊師(じょうれいし)としても活動されています。(除霊じょれいとは違います)

日下由紀恵さんの公式HP https://kusaka-yukie.com/

日下由紀恵オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

私の印象は、日下由紀恵さんの文章はとても優しく、温かみがあって細かいところまで配慮してくれていると感じました。とても素敵な方ですね。

まとめ

今回は「亡くなったあの人と話したい・・・をかなえる本」について書きました。

正直に言うと自死について何か言ったり文章にすることは、かなり難しいことのではないかと私は思っています。読む人のことを思うと「この言葉は大丈夫だろうか?」「意外とストレートに言った方が良かったかもしれない」などとけっこう色んなことを考えると思うんですよ。

この本はそういった配慮がちりばめられていて、私は安心して読めました。

この本を手元に置いておくことで、心が少しでも救われる方も多いのではないでしょうか。簡単には言えませんが、そう願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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