「日焼け止め、下地、コンシーラー、ファンデーションを思い切ってやめる」
こんなことをおすすめする記事です。
石油系の合成物質をぬらないという選択には、メリットがたくさんあります。
肌を健康に保つためには、まずファンデーションや日焼け止めをやめること。これが第一歩です。
今回はそのメリットをお伝えします。
日焼け止めをやめるのは勇気がいるなぁ
肌の自然治癒力を高めるため
合成系のファンデーションや日焼け止めをやめることは、肌の自然治癒力を高めることにつながります。
理由の一つに、合成系のファンデーションや日焼け止めをぬることで起こるデメリットがたくさんあるからです。
- 刺激が強い
- 石油系合成界面活性剤入りの刺激の強いクレンジング剤で落とす必要がある
- 洗浄力の高い洗顔をすることで、肌に必要な常在菌たちまで洗い流してしまう
- 洗い残しの成分で、常在菌たちが食べられないものが肌に残ってしまう
- 洗いすぎ→摩擦を与えすぎで肌が自分を守るために硬くなりがち
- 毛穴をふさぐため、肌のバリア機能の生成に必要な皮脂や汗が通れなくなる
- 毛穴をふさぐことでアクネ菌に酸素が届かず、ニキビや肌トラブルの要因になる
- ファンデーションやパフなどが酸化して不衛生になりがち
ざっくりとですが、肌にとってこのような様々なデメリットがあります。
お、おどすわけではないよ!!
ノーファンデメイクは、カバー力のあるしっかりメイクよりも、肌への負担が少ないナチュラルメイクをしたい方に特におすすめ。
皮脂の分泌量が多くファンデーションが崩れやすい方や、時短メイクをしたい方、素肌を活かしたメイクをしたい方にもおすすめです。
「ノーファンデメイク」で素肌美人!ノーファンデの利点からメイク法、おすすめアイテム20選まで
敏感肌でアトピーもちの私自身が「日焼け止め・下地・コンシーラー・ファンデーション」の4重奏をコテコテにぬっていました。
コンプレックスを隠すためにね泣
結果、症状が一時は治まることはあっても、肌が良くなるきざしは見えない。
かっぴらいた毛穴はファンデで埋め立てる。毛穴落ちする。またぬる(埋める)。肌が赤くなったりかゆくなる。ニキビや吹き出物ができる。またちょっとマシになり、繰り返す。
メンタルで言う「不定愁訴」の状態でした。病気ではないけど、「なんかいつも調子が良くない」状態ですね。
「敏感肌用化粧品」の迷路でグルグルと、さまよっていました。
ファンデや日焼け止めをやめるメリット
特に石油系のファンデや合成シリコン・ポリマーの入った日焼け止めをやめるメリット
- 毛穴をふさがない
- 洗浄力の高いクレンジングで洗顔しなくて良いため、刺激が少ない
- 汗と皮脂が出やすいため天然の皮脂膜が作られる
- 皮膚常在菌が住みやすい環境になり、良い肌質が作られる
- 良い肌質が作られるとトラブルが出にくくなる
- 化粧、洗顔の時間が減って楽
このように、肌にとって良いサイクルが作られます。
短時間で見た目の美しさを目指すなら、おすすめしません。
まずは「肌の健康」を目指すために、ファンデや日焼け止めをやめることが大切です。
ケミカルコスメを卒業しオーガニックコスメへの切り替え
「地肌そのものの力」を育てるためには、石油系の化粧品を卒業することが第一歩です。それからオーガニック化粧品へ切り替えること。
オーガニックのものでも少しカバー力のあるコンシーラーなどで、部分的にカバーできます。
目の周りのシミはチークでもごまかせます。
ケミカルコスメが悪くて、オーガニックコスメが善!のような、そういうことを言いたいわけではありません。
石油系の成分が肌に残ったり、洗浄力の高いクレンジングで洗うことが肌にとって良くない環境をどうしても作ってしまうんですね。
わたしたちは菌と共に生きているんだ
若い時や肌が強い人はトラブルが少ないかもしれません。
ただ、敏感肌の人にとっての一番抑えたいものが「刺激」なんですね。
オーガニックコスメ万歳\(^o^)/というテンションではなく、肌にとって良い環境を整えてあげることを目的と考えています。
なんのために使うものを選ぶか?まで考えるんだね
そして、オーガニックコスメは天然の植物成分がほとんどなので、栄養価がとても高いです。
植物の力を借りて、肌が本来持っている「再生する力」をうまく補助してもらうことが最大のメリットですね。
もちろん、日焼け止めをやめる代わりに紫外線への対策が必要です。紫外線対策の記事はこちら
何かを足すことではなく、やめること
今はたくさんの情報があふれかえってます。何が正解なのか、何を信じれば良いのかさっぱり分からないときがあります。
向上心が高かったり、劣等感を克服したいという思いが強いほど次々と何かを取り入れてしまいがちです。それだけ物や情報があるからですね。
色々と試してみたくなるんだよね・・・
そんなときはあえて「何もしない」「何かをやめる」選択もアリかもしれません。
「食べすぎだな」と思えば必要な食事以外はとらない。
「運動器具買いすぎた」と思えば一つ二つ売って散歩する。
「ファンデぬりすぎだな」と思えば休日だけでも肌を休ませる。
慣れないと最初は落ち着かないかもしれません。
しかし、何かをやめるとか、休んでみることで余裕が生まれ「本当に必要なもの」が見えてくることがあります。
「頑張ることを頑張る」をやめてみる
私はいつも何か「がむしゃら感」がありました。周りから見ると「頑張っている。バイタリティがある。」と映ります。
でもその反面、私の心の中はしんどさと苦しさがありました。いつの間にか目的を見失っていたんですね。
いつも何かに追われていたんだよね
いったん立ち止まってゆっくり過ごしてみたことで、「そんなに焦らなくていいなぁ」と気づきました。
それからは苦しかった努力が楽しくなっていってます。
無理やり肌のことにつなげると(笑)なんのためにコレを使うのか?といったん考えることが大切だなと思ったんです。
余裕を作り、自分で考えて出した答えがあれば、新しい情報に振り回されずにすみます。
新しいものを試すときも「楽しく」できるはず。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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「皮ふ常在菌ビューティー」
擬人化された表皮ブドウ球菌・アクネ菌(日和見菌)・黄色ブドウ球菌を中心に、常在菌や肌トラブルについて分かりやすく学べます。
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