今、アトピー持ちの私はオーガニッスキンケアを学び始めたところです。
「保湿とは」「洗顔の大切さ」「石油系合成界面活性剤とは」など、理論を学び、自分の理解を深めるために発信していきたいと思っています。
ふと、「それ以前」にそもそも化粧って何のためにしているんだろう。
私の場合はコンプレックスを隠すためだ。そのコンプレックスをもう一回掘り返そう。
という、とても嫌な作業をしようと思います(笑)
しかし、自分と向き合い、自分を理解し、そんな自分を活かすために
理論よりも前に「そもそもなんのために?」ここが大切だと思いました。
化粧は「楽しむ」よりも「コンプレックスを隠すため」が大きい
メイクを楽しむ、キレイになる、かわいく見せる
こういうことはあまりピンときません。100%ピンとこないのではなく、少しはありますよ。
そういう目に見えるものよりも、精神的なコンプレックスが大きいなと思いました。
あくまでも私の場合ですよん
目に見えるもの・精神的なもの
分けて考えてみようと思います。
こちらは私が2024年1月から切り替えたスキンケア。化粧水、オイル、乳液(蓄積型サンケア)のセットです。敏感肌の私でも安心して使えています。植物の自然な香りにかなり癒されます。
目に見えるもの
小学生高学年にもなってきたら、おしゃれに興味を持つ子は増えてきますよね。
私はおしゃれに興味ゼロではありませんでしたが、おしゃれよりもゲームや漫画、外で一輪車にひたすら乗っていて(笑)
周りの女の子のおしゃれとか芸能人の話についていけていませんでした。
男子とポケモン交換してたね。そっちの方が楽しかったな
アトピーや敏感肌の問題を抱えていた
目に見えるものの観点からだと、私はアトピーを持っていたり、敏感肌だったりで
化粧品を使うことに、感覚的に抵抗を持っていました。
リップクリームですら荒れたものもありました。
お金出して買って、荒れてまた別のものを買って・・・お金もかかるしその化粧品ももったいない。
何よりも気持ちがげんなりします。
本当にメイク用品を買うことはギャンブルでしたね。
20代半ばくらいまでは荒れやすかったため、化粧は最低限でした。
私の性格的に色々探すのもめんどくさいな・・と思ってる部分もありました。
化粧は「何かを隠すため」
アトピーや敏感肌であることとは別の所で、見た目のコンプレックスがありました。
・目が小さい
・毛穴の汚れ、角栓、シミ
・童顔で幼く見える
・唇が分厚い
顔だけで、大きくはこんな感じです。挙げればキリがないのでこのくらいにしておきます(笑)
私の目は一重で小さいです。でも二重に整形することは怖くてできません。
アイプチやつけまつげも、接着剤でまぶたがかぶれそうでできません。
なのでアイラインを厚ーーく塗っていました。
鼻のや頬の毛穴は、コンシーラーやファンデーションで厚塗り。
唇の厚みはごまかせないので、短大生の時にバイト代を貯めて、薄くする整形手術をしました。
今思えば手術なんかしなくても良かったのに~って思うよ
10代のころはコンプレックスのかたまりでしたね~。そういう意味ではもう戻りたくない・・。
コンプレックス・劣等感
一般的に言われる「コンプレックス」とは「劣等感」のこと。
また、アドラー心理学では「劣等感」と「劣等コンプレックス」と分けて考えられます。
「劣等感」…主観的に劣っていると感じる部分がある
「劣等コンプレックス」…問題を人のせいにして、逃げること
健全な劣等感は、理想の自分との比較から生まれるものですが、
不健全な劣等感は、他者との比較つまり、競争意識の中から生まれてくるものです。
そのままでいい劣等感と克服すべき劣等感の違いとは
劣等感自体はダメなものではなく、理想と現実のギャップの間にうまれるもの。誰でも持っているものです。
そのギャップを埋めるために人は努力をするので、劣等感を「バネにする」という人もいますね。
人の目を気にし過ぎていた
私は短大生の時、結婚式場の配膳のバイトを数日間だけしたことがありました。
その時は顔が少し荒れていて、赤みの部分だけコンシーラーを塗って、奥二重に見えるようにアイラインを引いていました。
化粧してる感がなかったため、バイト先の女性に「化粧してないの?!」と信じられないものを見るような言い方をされました。
「社会に出る」=「化粧をするもの」
そんな価値観を私は自分に植え付けました。
「余計なお世話だい!!」と心の中でふんぞり返れれば良いのですが、私は精神的にインナーチャイルドを抱えていたために周りの目や発言を過剰に気にしてしまっていたんです。
そこから「ちゃんと化粧をしなくちゃ!!」と思い始めました。
人の目を気にして思ったことで、無理をしていたので楽しんではいないですね。
見た目を気にしすぎる日本人
韓国人の女の子に「そんなに化粧して、毎日パーティーに行くの?」と聞かれたことがあります。
日本人は毎日しっかり化粧をする人が、やっぱり多いですよね。
本人が好きでしていたり、仕事上で必要なら良いのですが
「周りの目がすごく気になるから化粧をする」というのはちょっとしんどいですね・・。
でも、自分を含めて、そういう人は多いんでしょうか。
精神的なもの
これまでは目に見えるものについてお話ししました。
でもそれらも、メンタルの問題と言えば全部メンタルの問題と言える。
究極を言えば、自分が気にしているだけ、ですもんね。
しかしそこが一番やっかいなんですよね。
オーガニックマザーライフの代表坂田まことさんは
「エステに来られるお客さんの話を聞いていくと、最終的にみんなメンタルの話になる。最初はニキビだったりシミだったり表面的な悩みから入るけど、悩みの根源は精神的なもの」
こんな風に言われていました。(一字一句は合ってません)
自分のことが嫌いだった過去
私にとっての悩みの根源、それは自分の事が嫌いなことでした。
これも健全に「もっときれいになりたい!頑張ろう!」となれば良いのですが
ただただ自分が嫌いで、良くなるための努力をする気力がありませんでした。
このあたりは育った環境が影響しているぞ
様々な心のブロック
私はたくさんの「心のブロック」というものに縛られていました。
- 私は目立ってはいけない
- 私はおしゃれをしてはいけない
- スッピンで外出してはいけない
- 人に弱みを見せてはいけない
- 人を頼ってはいけない
- 迷惑をかけてはいけない
今思いつくものでこれだけ出てきます。
日常生活の中で自分で気づいていないブロックはもっとあるでしょう。
☆メンタルブロック
進むことを阻害する心のブレーキのようなものです。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。
そんなブロックだらけだった私にとって、キラキラしている人やキラキラした人が集まる場所は、それはまぁとてもとても遠い存在でした。
小さなころから親にけなされてきた
どうしてこんなにも劣等感が深いんだろう。始まりは何なんだろう。
そう思った時、私は小さなころから両親に外見をけなされていたんだ、と思い出しました。
特に父親からよく言われていました。父はアルコール依存症を抱えていました。
「お前はブサイク!!」
「たらこ唇すげぇ~~!!」
首の後ろ、服を引っぱって「うわっ!毛深っ!!」
「デブだね~いつ痩せるん?もう手遅れやな!!ハハハ!!」
酔っぱらった時に絡んでくる父は、私が小さい頃から高校生になるくらいまで
こんなことを日々言ってきました。
母は「ひど~い」と言いながらも笑っていました。
「でも鈍感だから傷つかないよねwww」とも言っていました。
うぅ・・目から汁が・・・
子どもは親や先生などの言葉をそのまま素直に受け取りますよね。
私は「自分ってブサイクでなにやっても手遅れなんだ・・・」
こんな価値観を刷り込んでいたんです。
化粧していないと外出できない
20歳前後でアトピーの症状は最悪になりました。
顔がゾンビのように荒れ、汁が流れつづけました。
外に出られなくなり、就職せず3か月ほど実家に引きこもっていました。
その頃も父からは「学費をドブに捨てた」など小言を言われていました。
症状が少しずつ落ち着いてきたときから化粧をし始めました。
この頃から「化粧をしないと外出できない」と思い込むようになりました。
誰も自分を見ていないということは頭では分かっていましたが、この頃の私は化粧をしていないと人の目が見れませんでした。
誰のせいでもない、選ぶのは自分
精神的な問題を抱えていた私は、長い期間生きづらさを感じていました。
カウンセリングを受けたり、メンタルの勉強などして日々実践していくうちに
心に抱えていたモヤモヤはかなり改善しました。
どうしても過去を説明するときに両親の話を出します。でも両親のせいで不幸になった、とは思っていません。以前は思っていたけど、今は思いません。
何をするのも、何を選ぶのも自分!自分軸が太くなりました
今の自分でOK
なんのために化粧をするのか?
私は「劣等感が強いから」「化粧をしないと価値がないから」そのために化粧をする。
こんな感じでした。
でもこれって「化粧をした自分はOK」
もっと言うと「そのままの自分はNG」
今の自分にダメ出しをしていることに気がつきました。
ありのままの自分を受け入れる
今の自分にダメ出しをしていたら、たぶん、どんなにキレイになってもダメ出しをし続けるんだと思います。
なんだか本末転倒って感じです。
だったら「今の自分もOK」。
未熟な部分も、中途半端でも、お肌カユカユになっても、OK。
それも自分だもんね。
そして化粧しない自分もOK。
そうやって受け入れてしまうと、なんだか安心できました。
今安心できるからこそ頑張ろうって心から思えます。
完璧に学び終わってから発信しなくてはダメだ!ではなく
今、勉強中の自分を活かそう!と思いながらブログを書いています。
オーガニックマザーライフの化粧水、オイル、乳液のセット。かなりおすすめです。
まとめ
「なんのために化粧をするんだろう?」と考えたとき
私はコンプレックスや劣等感が浮き彫りになりました。メンタルの部分が大きかったですね。
ネガティブなことに向き合うのはしんどいけど、直視して受け入れて自分にOKを出す。
それは簡単ではありませんが、自分軸を育てるために必要なことだと思います。
今は自分が好きで、周りの人も大好きで、幸せ。こんなにも大きなものが手に入るのだから。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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