考え方を変えるよりもっと簡単にできる方法/今からできる言葉づかいの変え方

こんにちは。

今回は言葉づかい口ぐせを変える方法をご紹介します。

落ち込んだり悩んだりするときに検索したら出てきませんか?

「考え方を変えよう」「思考パターンを変えよう」「その価値観を手放そう」

頭では分かっちゃいるけど難しい。

そんなとき、もっと簡単にできるのが「言葉づかいを変える」こと。

これだけでこわばっていた心と体が楽になっていきます。ぜひ試してみるのをおすすめします。

目次

さっそくやってみよう

どんな言葉づかいがストレスを抱えやすいのか?

よく悩んだり落ち込んだりする人は、普段どんな言葉づかいをしているのか?

この理由は後ほど説明しますね。

さっそく例えの言葉でやってみましょう。

難しいことは何もないよ

「○○したら嫌だな」を「△△にしよう」に変える

例)

「明日仕事でミスしたら嫌だな」「ミスしないようにしよう」

これを↓

「明日の仕事うまくいくといいな」「仕事うまくやろう」

こんな風に言い変えます

言ってることは同じですよね。でも雰囲気は全然違います。

「ミスしたら嫌だな」「ミスしないようにしよう」

これはネガティブな言葉を否定していますね。なので文章としては肯定しています。

文章としては肯定していても「ミス」というネガティブワードが頭に残ってしまうんです。

これを問題回避の言い方と言います。その名の通り問題を回避する言い方です。

「うまくいくといいな」「うまくやろう」

これは「○○になったらいいな」という望んでいることや達成したいことをそのまま言います。

これを目的志向の言い方と言います。望む未来が見えてくる言葉づかいです。

問題回避と目的志向の体の反応

実際につぶやいてみてください

「束縛されたくないなぁ」を3回

次はこちらをつぶやいてみてください

「やりたいようにできる」を3回

体の反応に違いがありませんか?

問題回避の言い方「束縛されたくない」だと、体がこわばって硬くなりませんか?

反対に目的志向の言い方「やりたいようにできる」だと、体がゆるみませんか?

問題回避の言い方・・・交感神経が優位になる

目的志向の言い方・・・副交感神経が優位になる

目的志向の言い方は、言葉はイケイケだけど不思議と体はリラックスするんです。

問題回避の言い方は、失敗から学ぶ「命を守るため」にあるんだな

どちらが良い悪いではない

問題回避と目的志向、どちらが良い悪いという意味ではありません。

どちらも一長一短あります。

問題回避は危機管理能力が高いですよね。

場面によって使い分けることができたら便利なんです。

ただ、ストレスを抱えやすいのは問題回避の言い方ですよね。

問題点ばかり探していると、目的を見失いやすくなるんです。

足元ばかり見てると前に進めないもんね

何かを達成したいときは目的志向の言い方をおすすめします。

体の余分な力が抜けて、実力を出しやすくなりますよ。

問題回避は力が分散してしまう

目的志向は1点に向かって集中するイメージがもてますよね。

それに対して問題回避は色々な所に警戒するため、力を分散して使う特徴があります。

人間が人生で使えるエネルギーというのは、限られています。

複数のことをやろうとすればするほど、一つのことに対して注げるエネルギーは少なくなりますよね。

「〇〇を避けたい」という思考は、簡単に言ってしまえば「〇〇以外のすべてに時間をかけよう」としている状態です。

「〇〇を避けたい」を「〇〇が欲しい」に変える~メタ思考で自分を捉え直す~

問題回避が悪いということではありません。しかしこの観点からすると疲れやすいのはどちらかが分かりやすいですね。

眠れないとき、どちらの言葉づかいを使ってますか

特にメンタル不調のとき、なかなか寝付けないことがあるますよね。

そんなとき布団に入ってから、頭の中でどんな言葉を使っているでしょうか?

「明日□□だったらどうしよう、嫌だな」「今度の△△の試験、不合格にならないといいな」

こんな風に問題回避の言葉づかいをしていませんか?

これだと体がガチガチに硬くなってしまい、余計眠れなくなってしまいます。

もしも「あっ、これって問題回避かも」と気づいたらぜひ「目的志向」に言い変えてみてください。

もんだいかいひ くん

寝不足になるのは嫌だな~

もくてきしこう さん

よく眠れるといいな~♫

たとえいろいろ

例えば

  • 失敗したくない→成功させたい
  • 失いたくない→得たい、キープしたい
  • 不合格は嫌だ→合格したい

これらは逆さまにできる言葉たちですね。

反対語がない場合もあります。

例えば

  • 迷惑をかけたくない→人に親切にする、優しくする
  • 束縛されたくない→やりたいようにできる
  • ストレスがない→安心できる

このような感じ。自分がしっくりくればOKです。

それから抽象的な言葉を具体的に言うと、どちらの言い方もできます。

  • 「平和」・・・争いのない、ケンカのない→仲良くする
  • 「健康」・・・病気にならない→健やかでいる、よく眠れる

SNSの投稿を見ていると、悩みがちな人は問題回避の言葉づかいを使っているなと気づけます。

最後に

考え方を変えることは誰だって難しいことですよね。

でも言葉づかいを変えることは今からでもできます。

目的志向の言葉づかいをしていくと、自分が何を望んでいるのかが明確になっていきます。

自分の望む未来やゴールが明確になると、心が楽になっていきますよ。

ぜひ試してみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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