タイトル通り
「この曲、歌を聞くと、亡くなったあの人を思う」
そんな曲や歌ってありますか?
亡くなった人の新しい夜明け
昔、好きなバンドがいました。
WINO (ワイノ) というバンドです。
特に好きな曲が
「New Dawn F」
「太陽は夜も輝く」
です。
この2曲が入っているアルバム
「DIRGE No.9」

葬送曲として作られたのかな?分かりませんが。
特に、このバンドに詳しいというわけではなく、
曲がとても好きなんです。
「New Dawn F」 新しい夜明け
これを聞いたとき
「あぁ~亡くなった兄は、いったん幕を下ろしたけど
またどこかで何かになって、始めるのかな」
こんな風に思いました。
ずっとこの考えを持っているわけではありませんが、
自ら亡くなった兄を、「絶望」としか見ていなかったけれど、
「希望」も同時にあるのかな、と、この曲を聞いているときは、ふわっとそう感じることができます。
ちなみに、「WINO」は2002年に解散しています。
New Dawn F 歌詞
流れる世界をどうにか過ごして
きみは目を閉じて今日も夢をみる
どうしようもない心の 隙間は気にしなくていい
その中に広がる宇宙を 信じて生きてゆけばいい
きみを見てる 今僕は
誰でもないそうきみを
透きとおった魂を
すべての願いの交差する街角
留まるところなど どこにもないのさ
進むべきところも どこにもないのだろう
きみを見てる 今僕は
誰でもないそうきみを
残された勇気を
遠くなる空の色 傾いた太陽に
透きとおった魂を 残された勇気を
信じていい 孤独を
亡くなる前に聞いてほしかったのかも
なんだかんだ言ってますけど
「亡くなった人を思う」とか
なんか詩的に言ってますけど。
歌詞を打ってみたら、結局、亡くなる前に聞いてほしかったなと。
兄は何に苦しんでいたのか知らないけれど、
何に理想を描いて、現実はどうギャップがあったのか分からないけど。
留まるところもないし、進むところも別にない。
世間や一般論なんか、何も参考にしなくていい。
誰かの価値観に翻弄されずに、透きとおった魂でいてくれたらいい。
また、なんだかんだ言って。
結局、自分に言いたいことなのかも。
「良い歌だな」「好きだな、この曲」
「ギターが~~ヴォーカルが~~~」
それもあるけど、そんなんじゃなくて
なんか、魂に響くんよ。
「魂に響く」って、良い慣れなさすぎて、もっと親近感の湧く表現ないかな?って感じるけど。
今のところ、魂に響いている。
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