繊細さんにとって、なんとなくモヤモヤして、
心がざわつくことってありますよね。
理由がはっきりしないモヤモヤや不安や、「怖い」は、放っておくと、大きなストレスとなっていきます。
でも、実はその不安、ひとつの大きな固まりに見えているだけで、
「分けてみる」と整理できることが多いんです。

漠然とした不安は「分からない」ことから強まる
不安って、正体がはっきりしないと大きくなります。
私は「不安オバケ」と呼んでいます。
でたでた!オバケ!!と、騒いでいます。

しょっちゅう出てきて困るわ
例えば
「将来が不安だ…」という気持ち。
このままだと、いったい何に手をつけていいのか分かりません。
そして、解決も解消もしないまま時間が経つほど、心が重くなっていきます。
最終的には、動けなくなってしまうんですね。



最初よりも重くなるよね・・・
まずは大きく分けてみる


不安や「怖い」「嫌い」を感じたときは、まず“分ける”ことから始めてみましょう。
- 仕事のこと
- 人間関係
- 健康や体調
- お金のこと
ざっくりで大丈夫です。
「何に不安を感じているか」をカテゴリ別のように分けて見える化するだけで、少し気持ちが落ち着きます。
そして、ざっくりと書いたあと、そのどれに一番不安を感じるか?を考えてみましょう。



やっぱり書き出すのが良さげ
さらに細かく掘り下げる
次に、その中の“具体的なつまづき”を見つけていきます。
例えば仕事なら…
- 締め切りが間に合うか心配
- やり方がわからない
- 人に迷惑をかけたくない
- ミスしたくない
人間関係なら…
- 誰かに嫌われている気がする
- 意見を言えない
- 〇〇さんが恐い
- あの人の言葉にモヤッてる
こうして小さく分けていくと、漠然とした不安が「対処できる課題」に変わります。



ぼんやりしてたのがハッキリしてきた
仕事なら、誰かに頼ってみる、相談してみる、愚痴を言ってみる、断ってみる。
人間関係なら、あまり関わらないようにする、1つだけ意見をいってみる、感じの良い言い方を考える、時間泥棒につかまらないようにする。
このように、「自分ができる行動」を思いつきます。



自分ができることか
具体的な行動がでてきたら、できる範囲でやってみる。
ここは少し勇気がいりますが、やってみて損をすることはありません。
やってみてどうだったのか。しっくりくるのか、ちょっと違ったのか。これが分かるだけでも、大きな前進です。



検証ってやつですか
これからの自分のために、少し勇気を振り絞ってください。
分けて安心したら、まとめて見直す
不安を小さく分けて、ひとつひとつ整理していくと、「あ、これは自分で対処できるかも」と安心感が生まれます。
そして安心できたら、分けたことをもう一度まとめて、全体として見直してみましょう。



ズームアウト!
さらに、色々な側面に気づくことがあります。
なんだ、こんなことだったのか、とか。
あぁ、苦手だと思ってたこの部分も必要だったんだな、とか。
本来の目的のためには、これは必要ないな、など。
例えば、人間関係の不安で
- 返信が遅いのが気になる
- 相手の表情が冷たく感じた
- 嫌われているのではと不安
分けて整理すると…
👉 「返信が遅いのは忙しいだけかも」
👉 「表情はたまたま疲れていただけかも」
👉 「実際に嫌われている根拠はない」
まとめて見直す
「相手との関係は大きな問題ではなく、心配しすぎていた」
→ 人間関係全体への不安が落ち着く。
このようなイメージです。



漠然と「考えすぎ」って終わらせるよりもいいね!
「嫌い」のはじまりは「分からない」


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「嫌い」になるはじまり、知ってましたか?
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。


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