HSP・繊細さんが仕事のしんどさを少しでも楽にする方法。気持ちの安定を保つために

こんにちは。「繊細さん」や「HSP」さんは、色々なことを感じやすい性質を持っていますよね。

そのため、特に1日の大半を過ごす仕事のことで悩む人が多いと思います。私もその一人です。

色々な所や人にエネルギーを持っていかれる感覚を1日中味わって、ぐったり疲れていませんか?せっかくの休日も、回復させることで1日が終わる・・・。その回復が追いつかないことも。

今回は、そんな繊細さんが少しでも楽に、気持ちのアップダウンを小さくして気持ちを安定させていく方法をお伝えします。

仕事で100%使っていたエネルギーを余らせて、仕事以外のことができる余裕を作ってみませんか?

目次

しんどさには「自分を変えていく」ために少し頑張りが必要

毎日が「楽になる」ためには、少しだけ頑張ることが必要です。

今までの自分では辛く感じることが多いということは、どうしても変わる必要が出てくるんです。

「まだ頑張らなきゃいけないの?」と不安になった方、安心してください。ここで言う「頑張り」とは無理な頑張りではありません。

ちょっとした意識をすること、それを習慣にすること。これだけなんです。

繊細さんの本などで「見えないバリアを張る」とかいう方法が紹介されてますよね。習得できれば無敵なんでしょうけど、私には少し難しかったんです。

「今日はバリアを張るぞ」って思っても仕事行ったら忘れてる

イメージすることって「その場」にいないときにできても、いざ「その場」になると難しくないですか?「その場」で精いっぱいになることが多いので、頭に浮かばないというか。

今回はもっと取り入れやすい、具体的な方法を伝えます。誰でも意識すればできることなので、少しお付き合いください。

どんな口ぐせを使っていますか?

ふだん、どんな口ぐせを使っていますか?

夜布団に入って寝るときに

「明日、仕事でミスしたら嫌だな」「○○さんの機嫌が悪かったらどうしよう」

こんなことを頭の中でつぶやいていませんか?いつも頭で考えていることは口に出さなくても「口ぐせ」のようなものなんです。

もし上記のような感じで考えていたり口に出しているのなら、変えていくことができます。

「明日、仕事でミスしたら嫌だな」→「明日は仕事で成功する」

ちょっとハードルが高いなと感じるなら、「明日はうまく乗り切ろう」でも大丈夫。

これ、意味は同じですよね。印象がガラッと変わりませんか?

この口ぐせをする方はこれを変えるだけで、体がリラックスするという効果があるんです。

問題回避と目的志向

「ミスしたら嫌だな」「ミスしないようにしよう」←この言い方は「問題回避」と言います。問題を否定しているんですね。

文章としては、肯定しています。でも「ミス」というマイナスな言葉が頭に残るんですね。

ミスしないようにしよう・・・あんまりやる気にならないな

「仕事を成功させる」「うまく乗り切ろう」←この言い方は「目的志向」と言います。目指す目的をそのまま言葉にします。

明日はうまくできるかな・・・じゃなくて、うまくやろう!だ

詳しくはこちらの記事で解説しています。ご参考になれば嬉しいです。

ほんの小さな進歩が本当に大切

習慣を変えることって結構難しいと思います。私もまだまだ「○○だったらどうしよう~!」って自動思考で考えてしまうとき、たくさんあります。

でも「できない」ことに目を向けるとどうですか?繊細さんは自分を責めてしまいませんか?

できない自分がダメなんだ・・あ、またこうやって自分を責める自分もダメだぁぁ

ダメの迷宮に深くもぐりこんでしまう・・。キリがないですよね。

なので、ハードルはどんどん低くしていきましょう。

すぐにできなくても大丈夫です。「あっ、今の言い方は問題回避だった!」と気がつくだけでも大きな進歩です。どれだけ小さくても良いので、できたことを探してみませんか。

ちょっとずつで大丈夫。というか、ちょっとずつが大事ですね。

焦らずにコツコツ。だんだんできるようになると確実に身についてると実感できて、じんわり嬉しくなりますよ。

自分の五感、使ってますか?

繊細さん、HSPさんの素晴らしい特徴って「感受性がとても豊か」だったり「映画や芸術から受け取るものがとても深い」ことだったりしますよね。

芸術とかではなくても良いです。普段の生活で五感って感じてますか?

きっと五感は使っているはずなんです。でも、「ちゃんと自分で五感をしっかり味わって」いますか?

特に職場だと、時間に追われたりタスクをこなすことにいっぱいいっぱいだったりで、五感を感じる暇がないかもしれません。

繊細さんは細かい所まで目配り気配りができる分、細かな仕事が多いと思うんです。

五感を自分から味わいにいく

五感って「周りから入ってくるもの」ではないんです。

例えば「テレビの音が聞こえる」だとちょっと受け身がちなニュアンスなんですね。

それを「私はテレビの音を聞いている」というニュアンスに変えること。

「自分から取りに行く」というイメージをしてみてほしいです。

「五感」には次の意味があります。

目、耳、鼻、舌、皮膚の五官を通じて外界の物事を感ずる視、聴、嗅、味、触の五つの感覚。

五感とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

風の冷たさや心地良さ、お気に入りの服を見てにんまりする、料理を作ったときのおいしそうな香り、好きな音楽やYoutubeで聞ける波の音、お風呂につかったときの「あ”ぁ~!」という気持ちよさ・・・。

自分の「心地良いなぁ~」と思うもの。きっと人それぞれ色んなものがあると思います。

自分から心地良いものを探す

なんとなく目に入ってくる、なんか聞こえてくるものに反応して対応する。ダメではありませんが、できるだけ「自分から」感じにいくことがポイントです。

どうしても受け身がちだとストレスを抱えやすいんですね。

ほんのささいな、小さなことでかまいません。「なんかいいなぁ~♫」と思うものを自分から探してみることをおすすめします。

グラグラしていた自分軸が整う

繊細さんの「辛さ」の一つに、「相手に振り回される」というものがありますよね。相手に振り回されるということは、「自分軸」が整っていなくてグラグラしている状態です。

自分軸が整っていないと、自分の判断基準というものがない状態なので相手の意見に同意してしまいがち。

心では「なんか違う?」と感じていても、自分軸があやふやなので相手に引っぱられてしまうんですね。

相手の言うことが正しいってすぐに思ってしまうのよ

これだと色んな人の意見にどんどん引っぱられるので、本っ当に疲れるんですよ。

これを防ぐためにも自分で自分の心地良いものを知っていくこと。それをしっかり日々味わっていくこと。

「私、これが好き!!」というものを見逃さずに、じっくりと味わってみてほしいです。

そうそう、好きなものっていっぱいあるよね

嫌いなものをちゃんと「嫌い!」って意識するのも大事だね

プライベートの時間で意識できるようになると、自然と身に付くので職場でもだんだんとできるようになっていきます

最後に

今回は繊細さんが少しでも楽になる方法をお伝えしました。

「言葉づかい」をちょっと意識すること、自分の五感で味わうこと。

あまり難しく考えずにやってみることをおすすめします。シンプルに「自分の好き♪」を探して、味わってみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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