どうして、あの人はいつも不愛想なんだろう。
どうして、返信くれないんだろう。
なんでなんでなんで・・・
これ、答えは出ません。本人に聞いたとしても、本当の答えかどうかも分かりません。
この「ぐるぐる思考」。早めにストップしましょう。
止まらないから、ぐるぐるしてる。
だとしても、止めましょう。
ぐるぐる思考は「答えを出したい」と思うから
「分からない問題の、答えを出したい」と思うことは、誰にでもあります。
分からないことが分かったら、スッキリしたり、楽しくなります。
ドラマの最終回で、犯人が分かるとか
「穴埋め問題の、穴を埋めたい」と思うように、私たちは、空白の部分を埋めたくなります。
本が1ページ破られてたら、何が書いてあるのかめっちゃ気になる!!
答えを出したい、すきまを埋めたい、空白を埋めたい、と思うのは当たり前なんですね。
答えを自分で出せるものや、調べられるもの、人に聞けるものなら問題ありません。
ここで伝えたいのは、答えの出ないことをずーっと考える「ぐるぐる思考」をやめることです。
理由は、「相手の行動」に対しての「どうして」には、終わりがないからです。
ぐるぐる思考が始まったらなかなか止められない
相手の行動への「ぐるぐる思考」。これが始まると、なかなか止まりません。
どうしてかというと、答えが出ないからです。
もっと言うと、「自分が納得できる答えが出ないから」です。
相手を一度疑ったら、相手が潔白でも、疑いの目で見てしまう
冒頭にも書いた通り、相手が行動の理由を言ったとしても、始まったぐるぐる思考に響きません。
ぐるぐる思考は、その思考に合うものを探す
こんな場面ありませんか。
「私の夫は浮気をしているに違いない!」と思っている妻。
旦那さんは完全に潔白で、本当に仕事が忙しい。
妻は「浮気している証拠」を探す。
旦那さんは、仕事の大変さを伝える。
妻は「そっかー!」とはならず、「本当に?」「なんで嘘つくの?」となります。
こうなると、ぐるぐる思考は終わりません。当然、関係も悪くなります。
SNSのコメント欄のケンカも、終わりがないよね
「相手はこうに違いない」という答えを、探しにいってるんですね。
本当のことを言っても納得してくれないのは、ぐるぐる思考のせいなのか
ぐるぐる思考は脳のエネルギーが低下する
分からないことを考え続けると、脳のエネルギーが下がります。脳のエネルギーが下がると、「ぐったり」疲れます。
このぐったりした疲れが「疲労感」です。
肉体的な疲れは「疲労」。
生きづらさを抱えていたり、繊細さんやHSPさんはこの「ぐったりした疲労感」を感じている人が多いです。
そして、脳のエネルギーが低いまま過ごしていると、何か困りごとがあったときに大きくダメージを受けてしまうんですね。
元気なときは対処できることでもね
ぐるぐるぐるぐる、考え続けていると、脳のエネルギーが減り続けます。
脳のエネルギーが底をつきると、鬱状態になってしまいます。
そうならないように、ぐるぐる思考をストップ!脳を元気にしてあげよう
ぐるぐる思考を止める方法
ぐるぐる思考が加速すると、相手に理由を聞いてもあまり意味がありません。
答えを聞いても、納得できないからです。
ぐるぐる思考は、どこかで止めるしかありません。
まずは「あ、ぐるぐる思考が始まったな」と自覚するだけでもOKです。
自覚ができたら、自分なりの合図を決めておきましょう。
- 「ストップ!!」「終わり!!」と声に出して言う
- 深呼吸をする
- 目の前の物に意識を向ける(自分が好きなものがおすすめ)
- 心の中でタイムカードを切るイメージをする
このような感じで、自分がしっくりくる方法を考えておくと良いです。
もっとテクニカルな方法ないんかい
強制的にやめるには、ごり押しだね
自分にコントロールできることかどうかを前提に考える
「自分がコントロールできること」「自分にコントロールできないこと」
これを分けておくことが、とても大事です。
どうしてかというと、自分にコントロールできないことを考え続けるのは、とても疲れるからです。
どこまでいっても解決しないもんね・・・
基本的に、自分にコントロールできないこととは「人と過去」です。
家族でも夫婦でも親子でも親友でも。どれだけ身近な存在でも、「人=自分ではない人=他人」です。
相手の行動は相手が決める
「既読スルーせずに、返信してくれるはず」
「どんな気持ちも、汲み取ってくれるはず」
こんな前提を持っているのだとしたら、どこかに放り投げましょう。
だからこそ、他人軸に振り回されず、楽になります。
返信するかしないかは、相手が決めること。気持ちを汲み取るかどうかは、相手が感じること。
この境界線をしっかり引いておくと、ずいぶん生きやすくなります。
「相手が思い通りに動く」と思うのは相手にとらわれてる状態なんだな
どうしても納得したいときは、相手の目的で考えてみましょう。
「既読スルーしたい人なんだ」「気持ちを汲み取りたくない人なんだ」。こんな感じに、です。
半ば強引かもしれませんが
「そういう人なんだな」と思って横に置いておく。
自分の脳のエネルギーを高めに保つために、とても役に立ちますよ。
自分軸の整え方
「相手中心の考えを手放す」と言っても、なかなか難しいです。
なので一旦「自分軸を整える」ことに集中してみましょう。
自分軸を整えるには、自分の五感を使って感じることです。
一番のおすすめ方法は、五感で感じたことを日記に書くことです。詳しい方法はこちらの記事を参考にしてください。
私はこの日記を1年続けました。そのおかげで、「インナーチャイルド」をかなり克服できました。今も、忘れるときもありますが、時々書いています。
相手に振り回されず、自分の脳のエネルギーを高めること、自分が幸せになる努力をしていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
「ゼロ秒思考」
時間をかければ考えが深まるとは限らない(抜粋)
とにかくメモ!ノート!
コツコツやることで、ぐるぐる思考が激減します
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