気合ゼロでも体調悪くても、やって良い。いちばん進む日は、力を抜いた日

気合を入れないと、やっちゃいけないのか？

こんな風に、学校教育とか体育会系で成果主義の会社などで聞いたような言葉で、自分にルールを課していませんか？

この条件を持っていると、何かをするには体調も気合も100％必要になってしまいます。

この記事は、頑張りすぎてしまう人や、周りを優先してしまう人が、気合を入れずに楽にやっていっても良いことを伝えたくて書きました。

気力や体調は、毎日同じではない

そもそも、人の気力や体調は、波があって当たり前ですよね。

絶好調な日もあれば、 なんとなく重たい日、 理由はわからないけどなんかウダウダしたい日もある。

それにも関わらず、特に頑張りすぎてしまう人や期待に応えようとしてしまう人は、
「やるなら100％で」 「ちゃんとした状態で」 を自分に求めがちです。

でもそれって、 調子のいい日の自分にしか、行動の許可を出していない ということでもあります。

気合とは？

’’物事を行う時の集中している気持ちの勢い。また、その気持ちを表す掛け声”

国語辞典ONLINEよりhttps://kokugo.jitenon.jp/word/p10417

体調が万全じゃなくても、やっていい

今日のゴールは、ここです。

体調が万全じゃなくても、気力が低くても、やっていい。

やる前からエンジンがかかっていなくてもいい。

いくら体調管理をしていても、「なんかだるいな～」という日だってあります。

そして、エンジンは、 やっているうちに、あとからかかるもの だったりします。

頑張りすぎる人ほど、気合を入れない方がうまくいく

もともと真面目で、責任感が強くて、 「ちゃんとやろう」としてきた人ほど、

むしろ気合を入れない方がうまくいく ことがあります。

気合を入れると、

• 力が入りすぎる
• 失敗できなくなる
• 自分を追い込みやすくなる
• ’うまくやらなきゃ’とプレッシャーが強くなる

気合を入れすぎた結果、 思ったように動けなくなってしまうことも少なくありません。

気合を抜くと、 肩の力が抜けて、 呼吸も深くしやすくなり、リラックスした状態で動けるようになります。

行動が、心と体を整えていく

「整ってから動く」 ではなく、「少し動くことで、整っていく」という発想といいましょうか。

私自身、もともと周りの目ばかり気にしていたり、「ちゃんとやらないといけない」という思念がとても強かったです。

これは、自分自身にムチを打つような頑張りかたで、しょっちゅう燃え尽き症候群的な疲れかたをしていました。

でも、体調不良でも、少し鬱っぽいときでも、やっていいんだと自分に許可を出してみました。

そして、仕事でも家事でも、自分に出来ることを最低限したり、ひとつひとつのタスクの量を少しずつ減らしたり、「ひとつひとつの行動を軽くする工夫」をしてみました。

最初から大きな一歩じゃなくていい。

ほんの少し関わる。 少し手をつける。とりあえずパソコンを開いてみる。

期限がないものは、途中でやめてまた続きをやればいいし、完璧に完成させなくていいものは、とりあえず作ったものを出してみるのも〇。

しんどい日の私にも、参加権がある

とにかく学校教育の弊害なのか、昭和のド根性精神が続いているのか。

「ちゃんとやらなきゃ」という縛りを、自分で自分に課している人は多い。私も含めて。

でも、調子がいい日の自分だけが、 「やっていい自分」ではないということ。

しんどい日の私にも、 気力が落ちている日の私にも、 ちゃんと参加権がある。

気合がなくてもいい。 万全じゃなくてもいい。

それでも、やっていい。

そんなふうに自分に許可を出せたとき、 肩の力が抜けていくんですね。

さいごに

もし今日は、 「気合を入れないと無理だな」と感じていたら、

気合は置いておいて、 できる形で、少しだけ。

それで十分です。

あなたのペースで、 あなたの今の状態のままで。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。