「私がいるだけで迷惑ですよね」「こんなことを思う自分がダメなんだ」「こんなことで腹を立てる自分はおかしいのかな?」
こうした考えがクセになっていると、心が疲れてしまいます。
SNSやお悩み相談の場では、「こんな質問でごめんなさい」「こんなことで悩む私はおかしいですか?」といった言葉を添える人もいます。
なぜ、悩みそのものだけでなく、こうした言葉を付け加えるのか?
今回は、この言葉を使ってしまう心理と、その言葉が必要なくなる方法についてお伝えします。
「こんな自分でごめんなさい」は自己肯定感の低さを表す
「こんな自分でごめんなさい」「こんなことを思う私はおかしい?」と考えてしまうのは、自己肯定感が低い状態の表れです。
そして、この思いをどのように表現するかで、少し違いが生まれます。
- 自分の中にとどめる → 自分を責める傾向がある
- お悩み相談やSNSに投稿する → 他者を責める傾向がある
どちらが良い・悪いではなく、それぞれに特徴があります。

参考にしてね


「こんな自分」を自分の中にとどめるとどうなる?
「こんなこと言っていいのかな」「迷惑かかってないかな」と考えつつ、口には出さない人もいます。
一見、周囲に気を遣える良い面があるように見えますが、以下のようなデメリットもあります。
- 言いたいことが言えず、ストレスが溜まる
- 負の感情をため込み、体調を崩しやすい
- 自分の本当の気持ちが分からなくなる
特に、「自分の言いたいことが分からない」という状態になると、単に我慢しているだけでなく、そもそも何を感じているのかさえ分からなくなってしまいます。



うつは、喜怒哀楽の全ての感情を感じなくなることがあるよ


自分の言いたいことが分からないときは?
「言いたいことが分からない」という状態は、自分の気持ちと切り離されてしまっている証拠。



「自分軸」がグラグラな状態とも言えるよ
ストレスが積み重なると、「自分が自分じゃない感覚」に陥ることもあります。
例えば、本当は内向的なのに、無理に明るく振る舞うことを続けたとします。そのうち、「本当の自分の気持ちや考え」が分からなくなり、心の負担がどんどん大きくなります。



変な違和感だけ感じてる状態。つらい。
そんなときは、無理に言葉にしようとせず、五感を使って好きなものを見つけることをおすすめします。
- 好きな香りを嗅ぐ
- 好きな音楽を聴く
- 好きな写真を見る
- お風呂にゆっくり浸かる
こうした小さな「好き」を積み重ねることで、自己肯定感が自然と高まっていきます。



「好き」とか「なんかいいなぁ」って感じるもので♫
また、日記を書くこともおすすめです。
こちらの記事で、「ありのまま日記」という日記の書き方を紹介しています。私はこれを1年続けた結果、かなり生きづらさが減りました。


「こんな自分」をSNSや悩み相談に投稿する心理
SNSや悩み相談の場で、「こんなことを思う自分はおかしいですか?」と投稿する人もいます。
この言葉には、謙虚そうに見えて、実は《「自分は間違っていない」と証明してほしい》という心理が隠れています。
例えば、「こんなことを思う私はおかしい?」という質問に「はい、おかしいですね」と答えたら、怒る人がいます。



ケンカのレス試合が始まるよね
実際に求めているのは、「そんなことないよ、大丈夫だよ」という肯定の言葉。
これは、他者を通して「私は間違っていない」と確認し、安心したい気持ちの表れだと私は考えます。
この方法では一時的に安心できても、根本的な生きづらさは解消できません。



麻薬みたいなもんやね



言わせてるやん!って思うよ
もう一つの心理:「自分のダメさを証明してほしい」
一方で、「こんな自分ダメですよね?」と投稿する人の中には、自分のダメさを他者に証明してもらいたいという心理が働いていることもあります。
これは、アドラー心理学でいう「無能の証明」に近いものです。
「自分はダメなんだ」と認められることで、それ以上傷つくことを避けようとしているんです。



「やっぱそうだよね」って確認したいんよね
この状態に陥ってしまうと、自分一人で抜け出すのが難しくなることも。
もし自分にこうした傾向があると気づいたら、五感で好きなものを増やすことから始めましょう。



考えるよりも感じるのが早い
何を思っても、何を感じてもいい
「こんな私でいいですか?」という言葉の裏には、「こんな私はダメ」という思い込みが隠れています。
本来、何を思っても、何を感じても自由です。



だって生き物だもん
例えば、「イラっとした自分はおかしい?」と感じたら、「なぜイラっとした自分がおかしいと思うの?」と自分に問いかけてみてください。



紙に書くと、より良いよ
このように自分自身と対話をすることで、「本当はこう思っていたんだ」と気づくことができます。
潜在意識VS顕在意識のようなイメージです。
そして、自分の感情を否定せず、いったんそのまま受け入れることがスタートです。
「言いたいことを言う」のハードルが高いなら…
「言いたいことを言ったほうがいい」と言われても、なかなか難しいです。。



できなかったことを急にはできんよ
そんなときは、無理に言おうとせず、まずは「思いたいことを思う」ことから始めてみましょう。
思いたいことを思えるようになれば、徐々に「言いたいことを言う」ことへのハードルも下がっていきます。
また、自分に「何を思ってもいい」と許可を出せるようになると、他人にも同じように「何を思ってもいい」と思えるようになります。



人は鏡とはよく言ったもんだ
少しずつ、他人の反応を気にしすぎることがなくなり、楽に生きやすくなっていきます。
まとめ
「こんな自分でごめんなさい」という言葉をやめるためには、
- 自分の感情を否定しない
- 五感で好きなものを見つける
- 「思いたいことを思う」ことから始める
この3つを意識すること。
少しずつでも、自分を認める習慣をつけることで、他者に答えを求めなくても安心できるようになります。
コツコツ、やっていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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