「良い人なんだけど」「悪い人じゃないけど」なぜか距離をおかれがちな人の特徴と対策

こんにちは。

人間関係の中で相手を「良い人なんだけど・・・」「別に悪い人じゃないんだけど・・・」と感じる人はいませんか?

はっきりと言葉にできない「モヤっと感」は感じるけど、相手は決して悪い人ではない。むしろ、良い人だと思う。でも関わるとなんだかモヤっとする。こんな感覚はありますか?

「嫌い」「苦手」と思えば、距離をとれる理由になりますが、そこまで「嫌い」「苦手」でもない。

人には相性があります。合う合わないはお互いにあるものですよね。

その上で、ここでは「相性」で片付けず、どんなことにモヤっとしがちなのか考えていきます。

「こういう人に近づかないで!」という話ではありません。我慢をしてモヤモヤをため込んでしまう人、特にHSPさんや繊細な人がモヤモヤを減らせることを目的にしています。

目次

良い人だけどモヤっとする人の特徴

あくまで私が感じることや、見聞きしたこと、学んだことの中でのものです。人によって大なり小なり感じることが違いますよね。

人間関係の距離をとる上で、少しでも参考になればうれしいです。

話がとても長い

話が長いことは、「良い人だけどモヤっとする」代表格なことともいえます。

少し長いのではありません。「すごく長い」です。

入り組んだ話は誰でも長くはなりますよね。その場合とここでいう「話が長い」はわけが違います。

話がとても長い人は、このような特徴があります。

  • 出来事の全てを事細かに話す
  • 結論や結末をなかなか言わない

「プロセス重視型」の考え方の人は時系列が過去から始まります。なので、結論が一番最後になるんですね。

普段は良いけど、仕事中だと結論から言ってほしいときあるよね

プロセス重視型と結果重視型

プロセス重視型の人は、その名の通りプロセス、過程を大切にする考え方です。

プロセス重視型の反対は、「結果重視型」です。どちらが良い悪いということではありません。

どっちも一長一短あるよ

プロセス重視型の人は出来事を事細かに話す傾向があるので、結果的に話が長くなってしまうということです。

それは、プロセス重視型の人の中には「全部説明しないと分かってもらえない」と思っているところがあるからなんです。(全員がそうではありません)

話が長くなるほど、聞き手は「いったい、何が言いたいのか分からない・・」となってしまいがちです。そんなとき「で、結局なに?」と心の中で思うことがありませんか。

もちろん、雑談ではそこまで話の長さを気にしなくても良いと思うんです。その場を楽しむ場面では「結論から話さなきゃ!」なんて思うことはありません。

女子会だとシラケちゃうよ~

ただ、仕事などの場面によっては先に結論を言ってほしい、時間をかけたくない、と思うのは当たり前のことです。

https://twitter.com/TakumaSugata/status/1780000661050151081

時間が限られた中でのコミュニケーションは、長々と話す必要はないんです。

いつでもどこでも話の長い人には、そっと距離をおくことをおすすめします。

そこに相手が良い人か悪い人かはあまり関係なくて、シンプルに「話が長い人」で「時間をとられるから嫌だな」と捉えてOKですよ。

「悪い人じゃないから・・」と考え始めると、ややこしくなってしまいます。

「私は嫌な気持ちになる」みたいに主語を自分にするとシンプルになるよ

思い込みを押しつけてくる

人は一人ひとり自分の「フィルター」を通して相手を見ますよね。なので事実と解釈がどうしてもズレてきます。自分の「解釈」は誰もが持っているので、ズレるのは当たり前のことです。

モヤっとするのは「自分の思い込み」を「相手に決めつけて話す」からです。

人に対してやらないほうが良いこと

  • 「あの人はこうに違いない」
  • 「絶対に相手はこう思ってる」
  • 「A型だからそうなんだ」
  • 「占いで○○な人だって言ってた」

こんな風に「自分の解釈」を決めつけて接することです。これ、されたら嫌ですよね。

占いはその人の解釈ではないかもしれません。でも占いは「本人が自分のために占う」ものだと私は考えます。人を勝手に占ってはダメとは言いませんが、嫌がる人もいるので押し付けるのはやめたほうが良いでしょう。

思い込みや解釈はいったん横に置いといて、「相手はこういう人なんだ」とそのまま受け止める方法が一番良いですね。

「思い込みが強い人なんだなぁ」と思っておこう

空白の原則

人には「足りない部分」を自分で補おうとすることがあります。これを「空白の原則」といいます。

足りない部分とは「分からないこと」です。

  • 説明が不十分な場合:説明に空白があると、脳は勝手にその空白を埋めて解釈しようとします。
  • 情報が不足している場合:情報が不足していると、脳は不足している情報を探し求め、空白を埋めようとします。
空白の原則とは、人の脳には「空白を無意識に埋めたがる」という性質があること

メリットは、知的欲求を満たすこと。

「なんでなんで?」という疑問が空白と考えます。学んだり教えてもらうとその空白が埋まるんですね。それが「楽しい」になり、学ぶことが楽しくなります。

デメリットは、人への疑問(空白)は埋まらないということ。

例えば「職場であいさつをしたけど返事がなかった」という場面。直接理由を聞きづらいですよね。「なんでスルーされたんだろう?」という疑問が生まれます。

空白を埋めようと、アレコレ考えます。「私が何か気に障ること言ったかな?」「なんだあいつ、感じ悪いな。せっかくあいさつしたのに」などです。

ここまで考えてしまうと「自分の解釈」が、まるで「事実」のような感じがしてきます。ぐるぐると考えが止まらなくなって、思い込みが強くなってしまうんです。

後々「返事がなかった理由」が分かったとします。「急ぎの仕事に追われていて、まったく周りを見ていなかった」という理由だとしますね。

しかし思い込みが強くなりすぎると、理由が分かっても納得できなくなってしまうんです。

人に対しては空白を埋めようとしないほうが良いね

考えても「スルーする人」なんだな、までが良さそうだね

思い込みを押し付けられた人にとっては「そんなつもりじゃないのに」とモヤっとするのは当たり前ですよね。

思い込みが強い人よりも「なんでこうなの?」と疑問を聞いてくれる人とのほうが、とても付き合いやすいです。

「話がとても長い人」と同じように「思い込みを押し付けてくる人」ともそっと距離をおきましょう。

「良い人か悪い人か」を軸にしない

「仲良くしたい人」「距離をおきたい人」それぞれどんな人でしょう。

これも人によって判断基準が違いますね。

少なくても「良い人か悪い人か」を判断軸にするのをやめてみてはいかがでしょう。

なぜかというと、「良い人」「悪い人」というのはとても抽象的なこと、答えを出しにくいことだからです。

良い悪いではなく

  • 「建設的」か「非建設的」
  • 「心地良い」か「心地悪い」

これらを判断軸にしてみてはどうでしょうか。

時間が限られている時に長々と話しをされるのは「建設的」?「非建設的」?

思い込みを押し付けられるのは「心地良い」?「心地悪い」?

シンプルに考えられそう♪

ちょっと立ち止まって考えてみてください。モヤモヤが減るはずです。

最後に

今回は「悪い人じゃないんだけどモヤっとする人」の特徴についてお伝えしました。

色んな人と関わる中で自分の判断基準をもつことは、ストレスのかかり方がすごく変わってきます。

自分を犠牲にしてしまったり、つい我慢してしまう人に、役に立てたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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