こんにちは。
こちらのサイトでは「なんか生きづらい」を抱える、繊細な方が、少しでも生きやすくなるための記事を書いています。
今回の記事は、脳の疲れを取ることで、生きづらさを減らす」というテーマです。
私自身、生きづらさや不安、落ち込みが頻繁に起きます。元々、インナーチャイルドを抱えていました。
その生きづらさを感じてしまう大きな要因が、脳疲労にあると考えました。
その要因と、脳疲労を取る方法をお伝えします。
どうして脳疲労が起こるのか
脳が疲れてしまう状態。それは「今ココにいない」状態です。
具体的にどういうことかというと、
- 過去(未来)のことばかり考える
- 人のことばかり考える
- 人の感情に振り回される
- 自分の意見を言わず、自分を後回しにする
このような状態が「今ココにいない」状態です。
自分がグラグラしてる感じ
今、目の前のことに集中できてない感じだね
「今ココにいない」状態が続くと、脳が疲れてしまいます。周りの人や状況に振り回されたり、過ぎた過去や起きてもいない未来のことを考えて、ネガティブな気持ちになるからです。
「自分軸」が脆い状態、ともいえます。
脳が疲れるとどうなるのか
私たちは、何か落ち込むような出来事が起きたとしても、回復する力を持っています。
ただ、脳が疲れていると、回復が難しくなったり、回復にとても時間がかかったりしてしまいます。
理由は、「脳疲労の状態」は「脳のエネルギーが少ない」状態だからです。
「落ち込みやすい性格」「不安がり」など、その人の性格や性質によるところもあるとは思います。
とはいえ、日々の活力を生み出しているのは、もっぱら「能力」よりも「脳力」ではないかと私は思うし、実感としてもあります。
脳のエネルギーが低いから鬱っぽくなりやすい
一般的には、ネガティブな状態が続いたり、鬱っぽくなるから脳のエネルギーが少なくなる。こう考えられていますね。
その場合もあるし、逆も考えられます。
脳のエネルギーを高く保てていないから、ネガティブになりやすかったり、鬱っぽくなったりする。
それが慢性化すると、「生きづらさ」となる。
さらに、日々感じる「なんか疲れがとれない」「なんか不安」「なんかだるい」「なんかやる気が出ない」
こういったことに繋がってきます。
だからこそ、日々、脳のエネルギーを高く保っておくことが、脳や心の健康のためになるんですね。
脳の疲労と体の疲労の見分け方
疲労には2種類あります。脳の疲労と、体の疲労です。
見分け方は簡単です。
体の疲労は、筋肉痛などの筋肉疲労があるかどうかです。運動をしたり、いつもより体を動かすと、起こる肉体の疲労ですね。
脳の疲労は、「なんか疲れた」という感覚です。「ぐったりした疲れ」と言う人もいます。
1日中パソコン仕事してると、くぁー!!なんか疲れたー!!ってなる
休みの日にずっとスマホ見ちゃった。なんか疲れるし休んだ感無い
スマホやパソコンをずっと見た後の疲れも、脳疲労ですね。
「気疲れ」も、脳疲労の一部だと考えても良いでしょう。
重たい話を毎日聴くカウンセラーでも、ちゃんと「今ココにいる」と、どれだけ重たい話を聴いても疲れないといいます。
脳疲労を取る呼吸ストレッチの方法
①頭のてっぺんにある「百会(ひゃくえ)」というツボを20回ほど指で軽く叩く
(トントントン、と軽く)
②頭の百会に、天井から吊り下げ紐がくっついてるイメージで、首と背中を伸ばす
(ぐーっと、吊り上げられる感じ)
③ゆっくりと鼻で吸い、ゆっくりと口から息を吐く
これを5回ほど繰り返す
目をつむってすると、なんか落ち着く
事実と解釈を分けて脳疲労を緩和する
この記事の最初のほうで、脳疲労の原因をお伝えしました。「今ココにいない状態」です。
その中に、「人のことばかり考える」がありました。
生きづらさを抱える人の多くは、他者のことばかり考えてしまう人が多いのではないでしょうか。
私も、ストレスを強く感じるときは、決まって人のことばかり考えているときです。
主語が「○○さんは~」になるときね
相手中心に考えてるよね
どうして人のことばかり考えると、ストレスが大きくて脳が疲れてしまうのか?
それは、いくら考えても答えが出ないからです。出ない答えをぐるぐるぐるぐる考えること。これこそが脳みそくんを、ものすごく疲れさせてしまうんです。
ここで、「ぐるぐる思考」をストップさせるために、「事実と解釈を分ける」ことをおすすめします。
ぐるぐる思考については、こちらの記事も合わせてお読みください。
事実と解釈を分ける方法
例えば、職場に苦手な人がいるとします。
ある日、その人に向かってあいさつをしたのに、返事がなかったとします。
「こちらはあいさつをした。その人からの返事はなかった。」これは事実ですね。
この出来事に対して「なんだあいつ!!腹立つなぁ!!あいさつもできないような人間なのか!!一緒に働いていて恥ずかしい!!」と思ったとします。
この「思ったこと」は、全てこちらの解釈にすぎません。
「人のことばかり考えて、ストレスを抱え続ける」という人は、この「事実と解釈」がゴチャッとひとまとめになっていることがあります。
どこまでが事実で、どこからが解釈か。これを分けるだけでも、スーッと落ち着くことができます。
「あいつはダメなヤツだ!!」・・・これは自分の解釈かぁ
行き過ぎた解釈だと気づけば、「相手の返事が聞こえなかっただけかも?」「すごくシャイなのかも?」と他の解釈も考えることが出来ます。
ノートや紙に書くのもおすすめ!!
受け身よりも主体的に考える
「過去と人は変えられない」という言葉がありますね。
過去と人は、コントロールができません。コントロールができないことを考えると、無意識に受け身の態勢になります。
コントロールができないものに対して、受け身でいること。とてもストレスの大きい状態です。
それが楽な人も中にはいるけどね
相手中心に考えがちな人は、できるだけ、主語を「私は」に変えてみてください。
おすすめは、日記を書くことです。とにかく主語を「私」にして、その日の出来事や自分の気持ちを書きましょう。
これだけでも、自分軸が整っていき、楽に生きやすくなります。
色々な記事を読むだけではなく、実践することで必ず変わります。
生きづらさを抱える人が、自分軸を整えて、自分らしく生きられることを願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「ゼロ秒思考」
時間をかければ考えが深まるとは限らない(抜粋)
とにかくメモ!ノート!
コツコツやることで、ぐるぐる思考が激減します
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