繊細さん、HSPさん、たくさん話す人に合わせすぎてない?マシンガントークやマウントや説教には対策をたてよう

いつ息つぎしているの?というくらいの勢いで話す人に圧倒されませんか?

圧倒されるだけならまだ良いです。特にHSPさんや繊細さんは、マウントや説教などをされた経験もあるのではないでしょうか。

深刻なのは、その人にテンションやスピードを合わせてしまうことで疲れたり、ストレスになるということ。

そして、そのストレスを解消できずにいること。またそういう人に出会ってしまうこと。

このループはどこかでプチっと切る決断や、行動が必要なんです。

最初だけ頑張って、マシンガントークやマウントの嵐から抜け出しましょう。そして、心地良い人と過ごせるようにしませんか?

目次

話の長い人に相手に合わせてしまう

「相手に合わせる」ということは悪いことではありません。むしろ、相手を思いやる親切な行動です。

相手に合わせられるということはそれだけ共感力があるということ。人を観察できて、合わせられる能力があるということです。

ただ、相手が「合わせてほしい」と思っているかどうかは別です。

そこは区別しておきましょう。

「相手に合わせる」ではなく、「相手に合わせてしまう」とどうしてしんどいのかを考えていきます。

合わせたくて合わせてるわけじゃないときだよね

特に、長々と話をされるときについてです。

相手に合わせることのメリット

相手に合わせてしまうことには「疲れる」「しんどい」「自分の話すターンが来ない」などマイナスなことに目がいくと思います。

マイナスなことに目がいくからしんどいという考えもできますね。

ここで、マイナスがあるということはプラスもあるはず、と私は考えます。

相手に合わせてしまうことのプラスの面を、メリットとして挙げてみました。

相手に気持ちよく話してほしい

自分が途中で話を奪うこともなく、ただ聞き役になる。そうすることで相手はとどこおりなく話しができます。

「聞いてあげたい」というよりも「思う存分話してね」という感覚

「聞いてあげたい」と思う人ももちろんいるでしょう。

話を奪ったり、話す人にとって思ってもない角度からの質問をしないこと。これが自然とできるHSPさんや繊細さんは多いのではないでしょうか。

場の雰囲気を壊したくない

その場の雰囲気や「流れ」みたいなものってありますよね。

それを切ったり変えたり壊したりしたくない、と思うHSPさんや繊細さん。

と思いきや、その場の話や流れに疑問を持ってはいるけど「言い方」を考えすぎて言えないまま時間が過ぎていく。

流れを変えるような発言をすると自分が注目される。それに耐えられないと考えて発言しないこともしばしば。

そんなことを考えながら話を聞いていると、もう話題が変わっていたりするよね

思い切って発言をした日には、あとあと「あの言い方良くなかったかな?」「変なこと言ってないかな?」「ちゃんと伝わってない気がする」などとしばらく続く「一人反省会」。

天然で場をぶち壊せる人に、ひそかに憧れてる

嫌われたくない・分からないヤツだと思われたくない

これは認めたくないかもしれませんが、けっこうあるんじゃないでしょうか。

嫌われたくない、はシンプルですね。HSPさんや繊細さんの場合、意図が伝わらないことから嫌われる場合も少なくないです。嫌われるというより、「よく分からない人」と敬遠されるイメージ。

一度レッテルを貼られると挽回は難しいし、「ちゃんと伝わっていない」という感覚はとても辛いですよね。

「そんなつもりじゃないのに」ってとき、かなりキツイ

特に職場など毎日関わる人に嫌われてしまうと、とてもやりにくくなります。そのせいで仕事がスムーズにできないことがまた大きなストレスになります。

分からないヤツだと思われたくないというのは「分かる人でいたい」という風にも言えますよね。

「分かる人でいたい」って何だろうと考えてみました。

  • 多くを語らなくても理解する人でいたい
  • 相手に何度も説明をさせない人でいたい
  • 手のかかる人になりたくない
  • のみこみが早い人でいたい

一言でいうと「相手の期待に応えられる人」ではないでしょうか。

「できない」「分からない」と素直に言える人を尊敬してる

相手の期待に応えることは、相手にとっては付き合いやすい存在です。

普段から人との関係を良くしておくと、いざというときもスムーズに話が通りやすいです。

それはかなりのメリットだと私は思っています。

メリットがあるなら変えなくて良し

「相手に合わせてしまう」メリットを挙げました。

ついデメリットに注目しがちですが、メリットとして考えてみるといかがですか?

「その場」にとってかなり貢献度が高いと私は思います。まずはそこができている自分を認めて、ほめてあげましょう。

HSPさんや繊細さんは相手に合わせる能力を持っているんです。

これは持っていない人が努力しても、簡単に身に付けられるものではありません。

おおいに自画自賛しましょう。自慢ではなく自己満足でOKです。

しかし、問題は「しんどくなってしまう」ということですよね。貢献が自己犠牲になってしまうパターン。特に繊細さん、HSPさんはここにストレスを感じるはずです。

これを次に考えていきます。

しんどくなる場面は?しんどくなる人は?

「相手に合わせる」ことで「疲れる」ときと「疲れない」ときがあると思うんです。その違いはなんでしょう?

相手に合わせるとき

疲れない場面・疲れる場面

疲れない人・疲れる人

これを紙に書いてみましょう

ストレスのループを断ち切るには、まず立ち止まって考えること。次にはっきりと可視化することが大切です。

楽になるには地道な作業が大事なのね

例えば、私の場合 相手に合わせるとき

・疲れない場面 仕事や活動など、合わせたほうがスムーズに進むとき

・疲れる場面  やらされ感があるとき その場の目的がよく分からないとき(どういう目的の飲み会なの?など)

・疲れない人  この人の役に立ちたいと思う人 お互いに尊重し合える人(相手が繊細さんかどうかは関係なく)

・疲れる人   長い自分語りやマウントをとってくる人 近づいてくる目的がよく分からない人(実は勧誘が目的、ストレスのはけ口にしたい、など)

このような感じで、紙に書いてみます。難しく書かなくて大丈夫です。誰に見せるわけでもないので、素直に感じたままに書いてみましょう。

しんどくなる場合だけ対応を変える

相手に合わせる場合、疲れない場面と疲れない人への対応は変える必要はありません。

問題の疲れる場面と疲れる人へは、対策をたてることをおすすめします。

私の場合、疲れる場面も人も「目的が分からない」ことに大きくストレスを感じます。「今、これ、なんのための時間なの?」と困ってしまいます。

その対策として「会う前に目的を聞く」「最初にこちらの意図を言う(私はこういうつもりで来ています。合ってますか?)など」

長いマシンガントークやマウントへの対策→「反論しない」「相手はブーメランを自分に投げているとイメージする」「今日何食べるか考える」

HSPさん、繊細さんも一人ひとり困りごとが違うと思います。

対策は、自分ができそうなことからやってみましょう。いきなりハードルの高いことをやらなくても大丈夫ですよ。

そのできたことやできなかったことを日記に書くことをおすすめしています。

地味だけど、やっぱり書くのがメンタルにじわじわ効くわ

なぜマシンガントークをするのか

相手の反応はおかまいなしに、一方的にまくしたてるように話す人の目的は何なのか。

「自分の話を延々とする」「長々と説教をする」「あなたのために、と諭そうとする」

色々なパターンがありますね。

つい相手に迎合するHSPさんや繊細さんは、このような人の相手役に選ばれやすいです。

どうして矢継ぎ早に話すのか、考えられる目的です。

  • とにかく聞いてほしい
  • ストレスが溜まっている
  • 自分を認めてほしい
  • 背中をおしてほしい
  • 本当は自信がない

元々早口な人や、悪気なく話し続ける人は除きます。

多くの場合、言った本人が承認欲求を抱えていると私は思っています。

なので、HSPさんや繊細さんが「言われたとおりにしなきゃ」とか「私が悪いんだ」などと思うことはありません。

「なんか嫌だセンサー」にピンときたら、逃げよう!

「めちゃくちゃ話す人は、満たされてないんだなぁ~」と思っておきましょう。

そして、長々と話をされてモヤっとしたときは、自分を癒すことに全力を注ぎましょう。

最後に

今日特にお伝えしたかっとことはこちらです。

  • 嫌なことへの対策をしっかりたてること
  • 自分が悪いと思わないこと
  • 自己犠牲で相手に合わせないこと
  • 大抵の場合は長話をする本人の問題であること

HSPさんや繊細さんは「何かをする」よりも「何かをやめる」ことが大切かなと私は思っています。

今までの自分のパターンを変えることは、努力が必要です。

嫌だなと思う人に時間と労力を費やさなくなると、有意義な時間が増えます。そして自分に合う人にも出会うはずです。

この先、楽に生きるために地道にやっていきましょう。できることから小さく前進!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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